パプリカ
今話題の今敏さんの映画
あらすじは他人の夢を共有できる装置が開発されてそれでサイコセラピーとかしようとしてたけどその装置が盗まれて、盗んだ人が勝手に他人の夢に介入してきて、介入された人は狂っちゃってやばいみたいな内容。
とりあえず感想はなんとなく「アート」って感じだった。
この映画はストーリーとかよりも映画の中で流される狂った夢とかっ迫力のある音楽とかそういうところが注目って感じ。
アニメなのにいい感じに狂っててすごい不安定な気分にさせられる。
なんか世界観とかぶっ飛んでた。異様な雰囲気に飲み込まれる。想像力すげーって感じ。
あとは言葉遊びがぶっ飛んでて面白かった。
以下抜粋
「速報!屋根瓦が誘う木陰で昨日を占う未亡人!応答は晴れ!」
「信号も吉!扇風機の伝令は解放への枕詞!」
「縁の下に眠る乙女に動脈あり!」
「まさに活路!展望の秘密は十年ローンの活き作り!」
「漂白剤の恩寵に凱旋門は鬨の声!」
「ああ!新築の井戸から現像される黄色いワンピース!」
「ランダムな香りは強行突破のセレナーデ!」
とか。
他にも歯切れがいいというか、すごくリズムのいい口調でまたよくわからない台詞を吐くんだけどそれもまた狂気じみてて面白い。
台詞もそうだし、それを言うキャラクターの表情もすごくて、いろいろ表現力がすごかった。
それとゲイな人とか出てきててその辺もぶっ飛んでて面白かった。
おまえもかよ!?って...
とりあえず面白かったんだけど、独特の雰囲気というか、さすが夢の話だけあってぶっ飛んでるから、真剣に見てると脳みそ処理落ちしそうで結構疲れた。
とりあえずストーリーは単純だから、映像とか世界観というか、狂った雰囲気と勢いを楽しむ映画だと思う。これは映画館で見たかった。
あと主題歌が良かった。
疲れた。
今夜の夢がちょっと楽しみ。
10点満点中・・・・7点!!